アクセス解析
サイト状況を分析・改善!重要な「アクセス解析」
アクセス解析とは、ホームページへのアクセス状況を収集・解析する機能です。
どのコンテンツの閲覧数が多く、その閲覧者はどこからアクセスしてきたのか等、ユーザーの環境・特性を解析。離脱ページのサイト内導線の分析など、取得したアクセス情報から、運営状況を客観的に把握・分析しホームページ戦略を改善していくのに効果的です。
そんなアクセス解析にまつわる専門用語は様々。下記では、アクセス解析に関わる重要な10個の用語を解説しています。
これらを理解しておくで事アクセスされた解析結果の理解を深め、サイト運用の理解に役立つ知識として、把握しておきましょう。
「アクセス解析に」に関わる用語解説
ASP(Application Service Provider)
アプリケーションを稼働させ、インターネットを通して、顧客に提供するサービスのことをいいます。
ユーザー登録によりレンタル契約を結び、ログインしてサービスを利用するのが一般的です。ユーザーは、インターネットに接続された端末とWebブラウザがあれば、サービスを利用できます。
ASP型アクセスログ解析
ASP型アクセスログ解析は、インターネット上でツールをレンタルし、アクセス情報をリアルタイムで把握できます。
集計能力に優れており、特に経路分析に強みを発揮します。
アクセスログ
Webサーバーの動作を記録したもの。
例えば、接続元のIPアドレス、ドメイン名、アクセス日時、ファイル名、リンク元ページのURL、閲覧端末情報、処理に掛かった時間、送受信データ量などを記録します。
アクセス解析タグ
訪問者の情報を取得する為に貼りつけるHTMLタグです。
アクセス解析を行うページにHTMLタグを貼りつけて機能します。
複数ページを解析する場合は、それぞれのページに専用の解析タグが必要です。
ページビュー(PV)
サイトページのアクセス数の単位。
Webページが表示される度にカウントされる単位をページビュー(PV)と呼びます。サイト内で複数のページを閲覧し、何度同じページを開いても、開く度にページはカウントされます。
その為、通常、訪問者数よりもページビューの方が数倍多くなります。
また、どのページがユーザーにとって興味があるのかを測的出来る為、PVはコンテンツやWEBサイトの評価修正などに利用されます。
しかし、1ページで様々なサービスを提供するサイトが増えている事もあり、ページビューだけを分析対象とするマーケティングは減少傾向にあります。
ちなみに、閲覧の指標としてヒット数というものがあります。このヒット数とは、ページを構成する動画や音声、画像、文字情報など、それぞれの素材をファイル単位としてカウントするもの。
その為、ページ構成によって、カウント数が異なります。
現在、ヒット数がアクセスの指標としてされる事は、ほとんどありません。
クッキー(Cookie)
Webサイトからブラウザを通じて、訪問者のコンピューターにデータを書き込んで保存させる仕組みです。
ユーザーの訪問回数や最後に閲覧した訪問日時など、ユーザーに関する様々な情報が記録しておくことができます。その為、訪問者の識別や解析に利用されています。
トータルアクセス
その日、そのページに何回アクセスがあったのかを示す全てのアクセス数。同一の訪問者による重複アクセスも含まれます。
ユニークアクセス
一定の期間内に訪れた訪問者の最初のアクセス一回のみをカウントする単位。
定められた期間内であれば、複数回アクセスしたユーザーも、一度だけアクセスした訪問者も、1カウントとして計測されます。
重複のないユーザー数をカウント出来る為、何人がそのサイトにアクセスしているかを示す数字として利用されています。
セッション数
ユーザーがサイトにアクセスして、離脱するまでの一連のページ遷移を示す単位「セッション」と呼びます。
離脱するまでにサイト内で行う一連の行動を、まとめて1セッションとカウントし、同一ユーザーが複数回アクセスした場合でも、セッション数は「1」となります。
また、同一ユーザーでも一定の間、他のページに移動しなかった場合、そのセッションは切断されたものみなされます。
切断されたものとみなされる間隔の基準は様々ですが、概ね30分程度を目安に指定されています。
コンバージョン
Webサイトを閲覧したユーザーが「商品購入」「会員登録」「資料請求」などのアクションを起こし、実際にもたらした最終的な成果。
また、サイトを閲覧したユーザー全体のうち、企業の望む行動を起こしたユーザーの割合を「コンバージョン率」といいます。